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Piacenza | (Emilia-Romagna) |  |
ミラーノの南東70キロ程、ポー川を渡ったすぐ先にピアチェーンツァはあります。古くはポー川の最内陸港として、その後12、13世紀頃には金融業で栄えた都市です。16世紀にパールマ・ピアチェーンツァ公国としてファルネーゼ公爵家の支配下となってからは、お隣パールマと一緒で18世紀はフランスブルボン家、19世紀はオーストリアの支配を経て、イタリアに加わります。
街を代表する建造物である、ゴーティコ宮殿、ドゥオーモ、サン・フランチェースコ教会、サン・アントーニオ教会等は12、13世紀に建てられています。ゴーティコ宮殿はロンバルディーア・ゴシック(ゴーティコ)の傑作と言われるだけあって、なかなか見飽きません。この宮殿の前には2体の騎馬像が立っているため、この広場はカヴァッリ(馬)広場と呼ばれます(写真)。このカヴァッリ広場とドゥオーモ広場を結ぶ9月20日通りが一番賑やかな通りです。パールマには16世紀以降の芸術作品もたくさん残っていますが、ここピアチェーンツァにはそれがあまり目立ちません。そのため観光地としては物足りなく感じられます。県内にはもちろんパールマ県同様16世紀以降の数多くの城が残り、城巡りができます。
旧市街は一般車両の通行が規制されているため、街に来る人は旧市街の外側の駐車場に車を止めるのですが、そこではアフリカ系の若者がたくさんいて、チップを渡せば車番をしてくれます。つまりそれだけ治安が悪いということでしょうか。
ピアチェーンツァはパルミジャーノ・レッジャーノ区域の外にあるため、ほぼ同じチーズでもここのものはグラーナチーズと呼ばれます。値段も10-20%程度安いため、パルミジャーノ・レッジャーノが安い時以外は、私は通常グラーナチーズを使っています。グラーナチーズにも取れた場所によってランクがたくさんあり、ピアチェーンツァのグラーナ・パダーナ・ピアチェンティーナは上位のグラーナチーズです。
その他の食べ物では、エミーリャ地方の他の街同様、豚肉のハムが有名です。特にパンチェッタ(ベーコン)、サラミ、コッパ(豚の首の肉を使ったハム)の評価が高いようです。
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