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Urbino | (Marche) |  |
イタリア中部マールケ州の北部の街。ここはイタリアルネッサンスの象徴的存在であるラファエッロの生まれた街です。彼はここでまず父親から絵を習ったそうです。二つの丘に渡って作られたウルビーノは何処へ行くにも坂を登らないといけない街で、ラファエッロの家も坂の途中に建っています。
城壁に囲まれた中世の雰囲気を残したこの街は、ユネスコの世界遺産に登録されています。ただし、ここがユネスコの世界遺産に登録されたのは、ラファエッロを生んだ街という理由からではなく、ブラマーンテやピエロ・デッラ・フランチェースカなどの多くの芸術家を外から招いて、芸術の拠点となった時期があった事、そしてその後、経済的な落ち込みから幸運にも街がほとんど改修されることがなかったため、往時の姿を今日まで残すことができたことがその理由のようです。
この街をこのような立派な街にした人物は公爵フェデリーコ2世・ダ・モンテフェールトゥロです。彼の肖像画はフィレーンツェ、ウッフィーツィ美術館で見ることができます。ピエロ・デッラ・フランチェースカ作で、見事な鉤鼻の厳しい表情をした横顔はとても印象的なので、覚えている人も多いのではないでしょうか。
フェデリーコ2世が建てたドゥカーレ宮殿は、両側に先の尖った丸い2本の塔、そして中央にテラスが配置されたとても美しいファサードをもっています。宮殿は国立美術館になっているので、中を見学することができます。ファサードの窓から外を眺めると公爵の気分です。
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