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夏時間(Ora legale)
ヨーロッパはとても広いのですが、時間帯は、イギリス、ポルトガルを除いて統一されていて、ヨーロッパはイギリスとは1時間の時差があります。イギリス、グリニッジはご存知の通り東経西経0度ですから、大体東経15度の我がトリエステは、時計どおりの標準的な時間をとっています。というのも、ヨーロッパの西のスペインは西経10度近く国が広がるのに、ヨーロッパ全体の時間を採用しているので、少しかわったとこになっているようです。
ヨーロッパも夏時間(サマータイム)を採用していて、3月の最後の日曜日から、10月の最後の土曜日まで夏時間です。夏時間という特別な時間を採用しているわけですから、1年の半分以上は異常な(?)時間を採用しているわけです。イギリスとポルトガルも夏時間を採用しているので、1年中ヨーロッパとの時差は1時間と変化はありません。
夏時間というのは、1時間時間を進めています。イタリアは普通日本との時差は−8時間ですが、夏時間の間は時差は−7時間になります。
この夏時間の変わり目というのがとても微妙でおもしろいです。夏時間の始まりは3月最後の日曜日の明け方2時が、急に3時になります。まあ、日曜日で仕事も休みな人が多いでしょうし、夜中ですので無難なところでしょう。対して夏時間が終わるときはどうなるのかと友達に聞いてもみましたが、「明け方2時とか3時とかに変わるんだろう」という位の返事しかもらえませんでした。皆あまり意識していないようです。本当のところは夜中の3時がいきなり再び2時に戻ります。この日は2時から3時までが2回重複してあります。
前回夏時間が終わったときは日曜日の昼に、「夏時間が終わったんだ。」と気づいて1時間時計を戻して、1時間早起きした気分が味わえました。今回夏時間が始まった日は前もって心構えがありましたが、「本当に夏時間になったのだろうか・・」と心配になったりもしました。
テレビのニュースでも「明日から夏時間になりますよ!」とか、アナウンスがあるのだろうか。次の境目に気をつけて観察してみようと思います。
夏時間の最大のメリットは、夏の夜が長いこと。ここトリエステでも夏は夜9時、10時近くまで太陽が出ています。なんだかとても得をしている気分になります。そして夏は毎日夕焼けがきれいで、毎日のように海沿いは人が集います。老夫婦が手をつないで歩いて行く姿をよく見るのがとても印象的です。夏は冬よりも夕飯の時間が遅くなるようです。