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4.アスパラガス摘み

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アスパラガスはイタリア語では「アスパラジ」。スープやリゾットでよく食べられています。
春になると、八百屋さんには急にどさっと南イタリアからなどのアスパラガスが並びます。長さ20センチくらいのアスパラガスが20〜30本くらいで束になって売られます。アスパラガスはこちらでは本当に旬の野菜で、八百屋さんでは春にしかお目にかかれません。
値段はそう安くもなく、日本とどっこいどっこいな気がします。
asparagi2 さてこのアスパラガス。八百屋さんで売られているのはもちろん畑で作られたもの。トマトやキュウリのように畑でしか採れないものかと思っていたら、トリエステ周辺のカルスト台地(右写真)にはアスパラガスが自生しています。そこでトリエステの春のひとつの楽しみが野生のアスパラガス摘みです。
もちろん八百屋さんのアスパラガスの方が太くて、大きくて色も綺麗ですが、野生のアスパラガスの方が断然風味が強く本当の味が楽しめます。
上の写真のアスパラガスは我々が収穫した野生のアスパラガス。色が紫のものも多かったです。太さが2mmくらいのお子様アスパラにもたくさんお目にかかりました。
野生のアスパラガスは苦味が強かったりもします。そこはうまく調理して食べましょう。イタリアでは野生のアスパラガスは、油で炒めて卵をいれて玉子焼きアスパラにして食べるのが一般的なようです。砂糖を料理に使わないのはイタリア人ですが、我々は日本人、うまく砂糖をいれたり味の素を入れたりして玉子焼きを作ったらよりおいしく食べられました。
アスパラガスを探すには、まずアスパラガスが何者かを知らなくてはいけません。全く知りませんでしたが、なんと木の芽でした。
ということで、まず、アスパラガスの木を探すことから始まります。それでは、カルソの(カルスト台地の)森に入っていきましょう。

asparagi3森の中に作られた小道伝いに少し奥の方に歩いて行きましょう。
これがカルソの森の典型的な小道の風景です。道に見える白いものは石灰岩です。岩がごろごろしていて歩きづらいです。土の層がとても薄いせいか周りの木はとても低く、しかもあまり密生していません。
asparagi4適当なところで道を逸れて中に入って行きましょう。下草の丈も低く、簡単に中に入って行けます。もちろん転がっている石灰の岩につまづかないように気をつけて。
さてアスパラガスの木が見えました。わかりますか?
asparagi5実は、とても特徴のある木なので、すぐに見分けられます。
この緑色のとげとげした葉っぱ?を持つ木がアスパラガスの木です。
asparagi6そして、木の根元あたりをよくよく見ると、つくしのように地面から生えたアスパラガスを見つけることが出来ます。
背丈はまちまちで、思いもよらず高い場所に芽があって大物を見逃したりも・・。ただし上に書いたようにこの芽は木の芽なので、成長しすぎたものは硬くて食べられません。よく見るアスパラガスが地面から顔をだし、節の部分が広がり、尖りだして硬くなってニョキニョキと木になるようです。老人のアスパラガスの木はカラカラに乾いていて色も緑が抜けていたりもします。



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