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7.簡単なパスタ


今回は簡単に作れるパスタソース特集です。
aglio, olio e peperoncino 1.ペペロンチーノ(aglio, olio e peperoncino)
材料は題名どおり、ニンニク、オリーブオイル、ペペロンチーノ(赤唐辛子)です。シンプルすぎるこの一品はニンニクを如何に焦がさずに、香ばしく仕上げるかがポイントでしょう。ニンニク、唐辛子の味をしっかりオリーブオイルにうつしましょう。パスタはスパゲッティで、中くらいの太さがいいです。
お皿の底にオリーブオイルが溜まるくらいオリーブオイルをたくさん使います。だから食べる時にはオリーブオイルが飛ばないように注意して食べる必要があります。できればナプキンで胸元を覆って食べましょう。
arrabbiata 2.ペンネのアラビアータ(penne all'arrabbiata)
アラビアータは「怒った」という意味があります。「アラビアの」という意味では決してありません。オリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子、トマトソースで作りチーズをかけたりもして食べます。味付けのポイントは何と言っても赤唐辛子です。怒り出してしまうくらい出来るだけ唐辛子の味をきかせましょう。トマトもたくさん使ってください。
puttanesca 3.娼婦風(alla puttanesca)
ナポリ湾に浮かぶイスキア島で生まれた料理と言われています。材料はオリーブオイル、ニンニク、ペペロンチーノ、オリーブ、カッペリ(ケッパー)、アッチューゲ(アンチョビ)、トマトです。ケッパー、アンチョビの味が濃いのでソースに塩は入れなくてもいいでしょう。オリーブ、ケッパー、アンチョビはどれも瓶詰めが売っていると思います。これらはイタリア料理でよく使われる材料なので揃えておいて損はありません。定番のパスタはスパゲッティ。中くらいの太さのスパゲッティが良いでしょう。
amatriciana 4.アマトリチャーナ(bucatini all'amatriciana)
材料はオリーブオイル、玉ねぎ、パンチェッタ(ベーコン)、トマト、ペコリーノロマーノ(ローマの羊のチーズ)です。ローマの東に同じ名前の地名があり、そこが起源なようです。ということでパルマ生まれのパルミジャーノチーズではなく、ペコリーノロマーノを使うのが正統派です。ブッカティーニ(中心に穴の開いた太いスパゲッティ)、リガットーニ、味がとても濃いので、空間の多い(?)パスタが合うようです。
acciugata 5.アンチョビソース(acciugata)
材料はオリーブオイル、みじん切りの玉ねぎ、アッチューゲ(アンチョビ)、トマト少々です。ポイントは玉ねぎをオリーブオイルでしっかり炒めること。弱火で飴色になるまでじっくり炒めましょう。アンチョビを入れて、最後に隠し味程度にトマトを入れて色を少しつけます。バヴェッテ(平たいロングパスタ)がお似合いです。
genovese 6.ジェノヴァ風(genovese)
文字通りジェノヴァのソースです。ペストと言うだけで、ジェノヴェーゼのこのソースを指します。材料は生のバジリコ、松の実、にんにく、オリーブオイルです。ミキサーで混ぜるだけですが、ミキサーのない私はすり鉢でなんとかしました。最後にパルメザンチーズを混ぜればできあがり。このソースは油っこいのでジャガイモやインゲン豆などさっぱりしたものを混ぜるといいでしょう。バジリコの季節、夏の食べ物ですね。パスタはリングイーネ(平たいロングパスタ)が基本です。
ragu' 7.ミートソース(ragu')
ラザニアのところで紹介しましたがラグーは肉入りのトマトソースで、ひき肉を使ったものが「ボロネーゼ」、大きな肉を使ったものが「ナポレターナ」と言うようです。このソースにあうのは、日本でも定番パスタ、卵入りのタリアテッレですね。もちろんパルミジャーノチーズをかけて召し上がれ。
gamberi 8.エビのパスタ(gamberi)
オリーブオイル、にんにく、唐辛子を炒めてエビの頭だけを入れて油に味をつけて、切ったトマト、エビの体を入れて塩で味をつけイタリアンパセリを散らしてできあがり。イタリアにはエビは2種類いて、日本のエビに似ているのはガンベリ(gamberi)。スカンピ(scampi)は大きなはさみを持っていてグロテスクですが、ソースにエビの味をつけるのにはガンベリより向いています。
caramari 9.イカのパスタ(caramari)
エビのパスタとほとんど同じで、オリーブオイル、ニンニク、唐辛子を炒めてイカを炒めて、好みでトマトを加えてできあがり。イタリアにはイカも2種類いて、ここで使ったのは、カラマーリ(caramari)、日本で言うところのヤリイカです。
nero 10.イカ墨のパスタ(nero)
イカのもう一種類のものはセッピエ(seppie)、甲のあるイカで、大きな墨袋を持っています。数個で十分真っ黒なソースができあがります。オリーブオイル、ニンニク、唐辛子、玉ねぎ、イタリアンパセリ、好みでトマトを入れます。魚のパスタにはパルミジャーノチーズは入れないのが基本のようです。ちなみにイカ墨を意味する”nero”とは、ずばり「黒」です。ヴェネツィアの料理です。

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